誠意と熱意——大学生「アシスタント」チーム再びジャパン・パビリオンに登場!

2021年11月10日、第4回中国国際輸入博覧会は成功裏のうちに終了しました。中国国内で新型コロナが拡散している厳しい状況下で、JETRO(日本貿易振興機構)は感染予防と管理に全面協力し、以前と同じくオンラインとオフラインで同時進行する出展形式を採用し、日中企業交流のための安全かつ便利なコミュニケーションプラットフォームを作り上げました。

これまでの4年間、JETROは展示会組織として参観者が気軽に展示を体験できるよう努めてきました。今年、JETROは約300社の日本企業率いて展示会に参加しました。展示エリア全体は昨年より更に拡大し2,900平方メートルに達しました。JETROが2021年に参加した中では最大規模の展示会の一つとなりました。

数千種類に及ぶ高品質の日本製品がオリジナリティー溢れるブースに所狭しと並べられ、日本的エッセンスが凝縮された空間は訪れた人々に、まるで日本にいるかのような感覚をもたらしました。中でも法被を着た「ジャパン・パビリオンアシスタント」たちはユニークで美しい光景となりました。

今回の博覧会のために、JETROは、上海外国語大学、華東師範大学、上海外国語大学賢達経済人文学院、上海杉達学院、上海理工大学、上海交通大学、上海海洋大学、早稲田大学、上海第二工業大学、国際基督教大学など国内外大学から約70人の「ジャパン・パビリオンアシスタント」を招き、日本企業と国内外の専門企業の商談をサポート、またジャパン・パビリオンのために連絡・問合せ・接客そして案内などのサービスを提供してもらいました。

 

8月に選考が行われ、11月の事前研修と事前準備、そして展示会での業務に至るまで、アシスタントたちは常に120%の誠意と熱意をもって取り組みました。それにより彼ら自身も非常に素晴らしい博覧会を目にすることができたのではないでしょうか。

朝6時には起床し、8時半には定位置につきました。ブースの前、舞台下、どこにでも彼らが活躍する姿を見ることができました。根気よく全てのお客様に対し製品を紹介したパンフレットを渡したり、目新しくユニークな製品を紹介したりする姿も見られました。

 

またブース前で製品について尋ねるプロのバイヤーや来場者に、製品の特徴や企業協力の目的を懇切丁寧に紹介する姿も見られました。

一日10時間立ちっぱなしで仕事を続けても、彼らの真摯できちんとした態度は変わることがありませんでした。

以前と同様にオンラインとオフラインにより同時開催するスタイルでの開催となりましたが、今回ジャパン・パビリオンは更にオンラインをより改善し全ての企業ブースに、アクセスするためのタブレットを配り、参観者はそれを通し企業とオンラインで商談ができるようにしました。オンラインのアシスタントたちはその能力を十分に発揮し、日中双方の企業がスムーズにやりとりするための架け橋となったのです。

 

コロナ禍で会場に足を運ぶことができない企業もありましたが、大学生アシスタントのお陰でオンライン上での交流を行うことができ、それぞれの企業の資料に目を通したり、オフィシャルサイトで企業情報を見たり、タオバオなどのeコマースWebサイトにアクセスして、製品の販売経路について確認したりするなど、中国側のバイヤーにとって過不足ないサービスを提供することができました。

 

ライブクッキングと試食、伝統的な阿波踊り、三味線のパフォーマンス…食品展示エリアでは、舌と目を楽しませる沢山のごちそうが多くの来場者を魅了していました。展示エリアのアシスタントたちは自分たちが得た製品知識に基づき、訪れたバイヤーのニーズに応じて情報提供や案内を行うなどして効果的にマッチングを実現させました。

 

医療機器・医薬保健ゾーンにおいては、ジャパン・パビリオンでは医療・介護、消毒・殺菌、美容製品、ヘルスケア製品などさまざまなカテゴリーの最新商品を展示し、日本の医療・看護・未病対策とヘルスケアなどの方面における産業の競争力を示しました。バイヤーたちはアシスタントの案内によりブースを訪れ商談を行いました。

 

終了後、懸命に業務に取り組んだアシスタントたちにJETRO上海と実邑文化より共同で「第4回中国国際輸入博覧会ジャパン・パビリオン実習証明書」が送られ、感謝の意が表されると同時に、今後の活躍への期待が伝えられました。

 

今年はコロナ禍という特別な環境に置かれ、開催にも大きく影響しました。参加者とアシスタントたちは何度もPCR検査を受けなければならず、また仕事の流れも非常に煩雑なものとなりました。実邑文化と大学のサポーターや教師と緊密な連携を行い、学生アシスタントたちのため安全を確保しました。また主催者側と協力し業務しやすい環境を整えることにより、この素晴らしいアシスタントたちの実力を発揮してもらうことができました。皆が力を合わせて今回の博覧会のための「カンフル剤」となったのです。

新型コロナの暗雲がやがて消え、春、花が咲くころには中日貿易が活発化し、更なる繁栄を迎えられることを心よりお祈り申し上げます。

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