汗水流し、友情を深める 大学生たちがジャパンパビリオンのアシスタントに!

第三回中国国際輸入博覧会は本日を持ちまして盛況のうちに閉幕いたしました。今回の博覧会は世界中に新型コロナウイルスが蔓延しているという状況下にあって、万全の準備をしたうえで臨み、6日間に渡り開催しいたしましたが、無事終了することができました。

日本貿易振興機構(JETRO)は今回156社の日本企業を率いての参加となりました。前2回の経験をもとに、この新型コロナウイルスの流行という特殊な状況を考慮しながら、誠意をもって本博覧会に臨んでくださいました。2500㎡もの広さのジャパンパビリオンを作り上げ、更に食品や医療関係の展示エリアにオンラインによる商談を行えるよう75もの個別ブースの設置もしていただきました。新型コロナウイルスにより、多くの企業様は直接博覧会へ足をお運びいただけませんでしたが、中日両国は十分に貿易交流を深めることができました。


日本貿易振興機構(JETRO)は中国国内の100名近い大学生を「ジャパンパビリオン企業アシスタント」として招請し、博覧会会場での企業担当者としてバイヤーとの商談サポートなどをしていただきました。

これら企業アシスタントを志願した学生たちは、中日両国の貿易の架け橋となるべく集まり、それぞれ、華東師範大学、上海交通大学、北京大学、上海外国語大学、南京大学、上海理工大学、上海財経大学、上海海洋大学、上海杉達学院及び上海外国語大学賢達経済人文学院の10校の大学より参加いたしました。また今年の8月にはすでにアシスタントの選抜及びトレーニングを行い準備してきました。


企業アシスタントである彼らは、皆の期待に応えるべく秋深まる季節にこの博覧会で汗水流して精一杯働きました。


彼らは毎日8時間以上立ちっぱなしで働き、訪れたバイヤーや参観者に対し日本の製品を一つ一つ丁寧に紹介し企業側が意図していることを伝えました。

今回の博覧会において、ジャパンパビリオンの一番大きな特徴は、オンライン商談ができる個別ブースの設置でした。企業の展示ブースにて商品をじっくり見た後、興味があるバイヤーはオンライン商談ブースに移動し、通訳アシスタントたちの通訳を通じ、商談を行いました。


このようなオンラインを通じて海外とやりとりできるサービスは、日本企業側からしても、また中国バイヤー側からしてもスムーズにやり取りできるプラットフォームであり、取引の成功率を大幅にあげるものでした。展示ブースでは企業紹介の担当者として、またオンライン商談では通訳者として彼ら企業アシスタントはバイヤーの方々へ製品についての詳細な説明を行うなどし、この新型コロナウイルス禍の中においても国際貿易を成立させることができました。

オンライン商談ブース


この度出展した医療関連企業の中で、高齢者介護機器及びスマートベッドシステムに注目が集まりました。このような製品は時代のニーズに応え、日本企業が理想を追求した精密な設計により完成させたものです。このブースを訪れたバイヤーも、彼ら企業アシスタントのサポートにより商談を行いました。


食品展示エリアでは、健康飲料や日本独特の清酒そして調味料などが特に人気がありました。このエリアの多くの展示ブースにおいて、日本企業側の担当者が不在であったため、大学より参加した企業アシスタントたちが各展示ブースの資料に隅々まで目を通し、また企業サイトの情報も確認し、その他にもタオバオなどのオンラインショッピングサイトで製品の販売経路を調べるなどし、万全の態勢をもってバイヤーへの対応に臨みました。

日々業務にあたる中で経験を積み、アシスタントたちは相手側のニーズに基づき、彼らの口にあった商品や、必要としている商品を確実に紹介しました。「商品紹介」から「オーディエンス」に関すること、そして「国内外の市場」に至るまで、企業アシスタントは十分な下準備をし、向上に向上を重ね、サービスのレベルアップを図りました。このような信頼できるサービスは中日双方の貿易担当者にとって非常に便利であり、また利益をもたらすものでした。

今年で第3回目の参加となるジャパンパビリオンに出展した食品関連企業の担当者は「ジャパンパビリオンのサービスはどんどん素晴らしいものになっている。今年はミネラルウォーターサーバーや電子レンジも用意してもらった。新型コロナの影響で全体的な参加者は以前に比べて減少しているが、それでも全国のバイヤーが集まってくださり、弊社の賞品を味見してくださったり、また契約を結んだりすることができた。本当に感謝している。」との感想を述べていました。

新型コロナウイルスは私たちにとって非情なものではありますが、今回の博覧会では人の温情をしっかり感じ取ることができました。それはジャパンパビリオンの中日担当者全員及び各大学から集まってくれた大学生のアシスタントの方々が中日両国の貿易促進のために貢献してくださったお陰です。新型コロナウイルスが収まり、中日両国の貿易が益々盛んになり、私たちの友情が長く続くことを願っています。


数か月前、実邑文化はジャパンパビリオンでアシスタントとして働いてくれる学生の募集を開始し、面接を行いました。新型コロナウィルススの流行という特殊な状況下で、参加者全員にPCR検査を行いました。業務のプロセスが以前より煩雑で厳格化するなか、質の高い大学生たちは優れた日本語力と業務処理能力、そしてプレッシャーに負けない強い力を見せてくれました。

この度の業務が終了した後、彼らには日本貿易振興機構(JETRO)と実邑文化が共同で作成した第三回中国国際輸入博覧会ジャパンパビリオンでの実習証明書が発行されました。彼らの未来が素晴らしいものとなるよう心から願っています。

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